未経験からフリーランスクリエイターとして仕事を得るために必要な要素3つ

こんにちは。

パラレルクリエイターのナナシロです。

 

副業やフリーランスといったキーワードに注目が集まってきている昨今、

手に職をつけたい

好きなことを仕事にしたい

といった思いから、フリーランスのクリエイターになりたがる人は多いです。

 

昔であれば、制作会社かどこかに所属して数年経験を積んでから独立……という方法でフリーランスのクリエイターになるのが主流でしたが、現在では未経験からフリーランスのクリエイターになることも充分可能です。

 

そこで今回は、まったくの未経験からフリーランスのクリエイターとして仕事を得るために最低限必要な3つの要素をご紹介しようと思います。

 

 

フリーランスのクリエイターになるのに最低限必要な3つのもの

1、作りたいという衝動

そもそもの話にはなってしまいますが、「クリエイターになりたい」と言っているのに、何も作ろうと思ったことがない人にはクリエイターになることをおすすめしません。

手に職をつけるために、プログラミング言語を勉強したり、Photoshopを使う練習をしたりしても、作ること自体に興味がなければ続きません

 

これまで様々なクリエイターを見てきた限り、作りたいという衝動が強ければ今現在の技術力が低くてもどんどん向上していきます。

逆に技術が高くても作ることが苦しかったり、作りたいという欲求が少なかったりすると、あまり成長しませんし、最悪作るのをやめてしまうこともありえます。

 

クリエイターという生き方を選択した人たちは皆、「作るのが好き!」という人ばかりです。僕を含め。

作りたいという気持ちがあるかどうかは、クリエイターのエッセンシャルな要素なのです。

 

2、クリエイターであると名乗ること

「クリエイターになりたい」と言っていながら足踏みをしている人は、たいていの場合自信がありません

それゆえ、「技術がないから」「経験がないから」と、言い訳をしてクリエイターと名乗ることから逃げています。

 

しかし、クリエイターと名乗っていない人のところに仕事は来ません

美容師と名乗っていない人にお金を払って髪を切ってもらわないのと同じです。

名乗らなくては何も始まらないのです。

 

そして、名乗りは相手がいて初めて成り立つものです。

SNSのプロフィールにクリエイターと書きましょう。

名刺にクリエイターと入れて会う人に渡しましょう。

 

仕事相手になりそうな人が周りに誰もいない、という人もいるかもしれません。

そういう人は友達にクリエイターを始めたことを報告しましょう。

 

もしかすると、お店をやっている友達から

ショップカードを作ってほしい

という依頼があったり、

結婚式の余興の映像を編集してほしい

という依頼があったりするかもしれません。

 

3、制作実績を自分で作りだすこと

名乗ったところで見せられるものがない

と二の足を踏んでいる人もよく見かけます。

 

制作系の会社に所属していた経験があれば見せられるものが多少あると思いますが、本当にゼロからの場合、過去に仕事として制作した経験がそもそもありません

であれば、仕事を受けることを想定した作品を実際に自分で作ってみれば良いのです。

 

ライターになりたい人はブログを立ち上げて誰かを取材した記事や商品のレビューなどを執筆すれば良いですし、デザイナーになりたい人は架空の商品のパッケージデザインを作れば良いのです。

 

そうしていくつか作品を作ったら、それをポートフォリオにまとめて人に見せられる状態にしておきましょう。

 

ポートフォリオの作り方でまた悩む人がいますが、業界トップの制作会社やクリエイティブエイジェンシーの面接に臨むわけでないのなら、ポートフォリオの体裁に強くこだわる必要はありません

  • 何を
  • どんな意図で
  • どれくらいの時間をかけて
  • どう作ったか

が伝わるようにしておけば充分なのです。

 

まとめ

今回はまったくの未経験からフリーランスのクリエイターになり、仕事を得るのに最低限必要な以下の3つの要素を紹介しました。

  • 作りたいという衝動
  • クリエイターであると名乗ること
  • 制作実績を自分で作りだすこと

正直言って、「未経験だからクリエイターになれない」というのは、言い訳でしかないと思います。

作りたいという衝動があれば、何かしら作るはずなので、何もないということはないのです。

あとは、その作ったものをまとめ、「クリエイター始めました」と名乗れば良いのです。