【仕事が捗らない】”サボり”を仕事に繋げる方法【集中力ない人必見】

こんにちは。

パラレルクリエイターのナナシロです。

 

みなさん仕事捗っていますか?

そうでもない?

 

やることはあるんだけど、どうしても集中できなくてついYouTubeを開いてしまう……

Twitter開いてだらだら見てしまう……
 

これ読み終わったら仕事しよう、と思いながら夕方まで漫画読んでしまった……
 

 

あります、ありますよ。そういうこと。

 

僕の場合、ときどきどころか毎日のようにサボっています。

仕事どれだけあっても、気がついたらTwitter見ています。

なんなら今日は、10時間作業したうちの7時間はYouTube見ていました。

それももう作業しながら、とかではなく、普通に映画でも観るように動画見ていました。

楽しかったです。(聞いていない)

 

ですが、僕はそうやってサボってしまうことを後ろめたいと感じていません。

それはその”サボり”が、すべて仕事に繋がっていることを知っているからです。

 

というわけで今回は、僕ナナシロが実践している、”サボり”を仕事に繋げる方法をご紹介したいと思います。

 

”サボり”が”サボり”たる所以とは?

そもそもの話ではあるのですが、なんでその行動がサボりになってしまうんでしょうかね。

その理由について一言で言うと、生産行動をしていないから、だと思います。

 

生産行動とは、何かを生み出すということです。

 

仕事は生み出していますよね。

例えば、お客様に価値を生み出していますし、それによって自分に支払われるお金も生み出しています。

分かりやすく生産的ですよね。

 

例えば、プログラミングスキルを身につけるために勉強をしている、というのはどうでしょう。

ただちにお金になっているわけでも、誰かに価値をもたらしているわけでもありませんが、将来自分が価値を生み出せるようになるための投資にはなっていますよね。

なので、これも結果的には生み出しています。

 

では、仕事を放り出して漫画を読んでいるのはどうでしょう。

これやっている最中の罪悪感、凄まじいと思います。

だって、仕事をすればお客様に価値は提供できるし、お金も得ることができるのに、ただ漫画を読むだけでは、誰も喜ばず、お金にもならないわけですから……。

 

となると、こういう仕事をサボって漫画を読むみたいな行為は、消費行動となります。

何も生み出していないので、時間を消費しているということです。

 

実はサボりだけでなく、休日に遊ぶのも消費行動です。

特に何かを生み出しているわけではないので、お金が発生することもありません。

 

その点はサボりと同じなのですが、サボりは、

天使
天使
仕事しなきゃ!
 

悪魔
悪魔
仕事したくない!
 

の狭間で、なし崩し的に発生するものなので、罪悪感が強いのです。

 

 

 

消費行動を生産行動に変える

さて、サボりは消費行動であるがゆえに仕事の敵と見なされていることが分かったと思います。

では、どうしたらサボりを仕事に結びつけられるのでしょうか?

 

それは、消費行動を生産行動に変えてしまえばいいのです。

 

……What’s?という感じかもしれません。

これは実際に僕がやっている具体例をお話しましょう。

 

僕は仕事中にどうしてもYouTubeを見てしまう

僕はYouTube大好きっ子です。(きゃぴっ)

ジャンル的には、

  • 音楽
  • 格闘技
  • YouTuber
  • お笑い
  • 怖い話

辺りが大好きで、毎日のように見ています。

 

「今は休憩中だぞ〜」「今日はもう仕事おーわり!」となったときに見ているのであれば、ただの趣味でいいのですが、僕はどうしても仕事中に行き詰まるとすぐにYouTubeを開いてしまいます。

 

そして大胆にサボるため、その間仕事は完全にストップしてしまうわけです。

この場合のYouTubeを見るという行為は、どう考えても消費行動です。

 

”突き詰めて”YouTubeを見る

そこで僕は、ただ漫然と動画を楽しむだけではなく、徹底して突き詰めて見るようにしています。

 

例えば。

今日であれば、YouTubeでアーティストの音楽を聴いたり、MVを見たりしていたわけですが、YouTubeサーフィン中に見つけたばかりのアーティストの動画を”突き詰めて”見ることにしました

 

よりイメージ湧きやすいようにさらに具体的に書きますね。

 

今日見つけたアーティストは、City Your Cityというアーティストです。

 

たぶん普通に消費行動しちゃう人はこの動画見て、

かっこいいー!お気に入りに入れておこ!
 

で終わりだと思うのですが、僕はこのアーティストが所属するレーベル名を見ました。

 

「術の穴」というレーベルなのですが、実は僕が以前好きでハマったアーティストもいくつかここのレーベル出身でした。

 

ということは、術の穴というレーベルには、僕のような好みの人間を虜にする何かがあるわけですよね。

それを探るために、術の穴の公式チャンネルに飛びました。

 

僕が今回見つけて気に入ったCity Your Cityというアーティストは、2年くらい前から動画が出るようになっているのですが、術の穴の公式チャンネル自体は9年前から稼働しているのです。

 

そこでザッと全動画を眺めてみたところ、最初期と比べるとかなりアーティストの毛色が違っていることに気がつきました。

 

具体的には、3年以上前のアーティストはゴリゴリのラッパーが多く、ここ2年は、完全にフェミニン、且つ、ポップな路線になっていたのです。

 

 

レーベルももちろんアーティストを抱えて運営していく必要があるので、気まぐれでアーティストの方向転換をしたわけではありません。

 

そこでもう少し詳しく見てみたところ、実はターニングポイントと思しき動画が5年前に上がっていたのでした。

それがこちらです。

 

 

他の動画の再生回数は、せいぜい数千〜数万なのにもかかわらず、この動画だけ65万回再生……!

桁が一つ違う……!

 

そしてさらに驚いたことに、この泉まくらさんの「balloon」という曲、……実は以前僕がハマった曲でした。

この曲、当時Twitterなどでちょっと話題になっていて、それを入り口に聴き始めたんですよね。

(良かったら聴いてみてください。)

 

そこで僕はこう仮説を立てました。

 

ナナシロ
ナナシロ
術の穴という音楽レーベルは、彗星の如く現れた泉まくらというアーティストの人気を見て、旧来の力強く激しいラップより、こういったポップでフェミニンなアーティストを抱える方向へ転換したのだろう

と。

 

……さあ、ここに来てみなさん「あれ?」とお思いなのではないでしょうか。

 

この記事、確かサボりについて話していたはずだよな……。なんでいつの間にかYouTubeマーケティングの話になっているんだ……?
 

と。

 

ただのサボり(消費行動)だったはずのYouTubeで動画を見るという行為が、いつの間にかYouTubeマーケティングについて仮説検証をするという生産行為に変わったのです。

 

僕は今日、10時間作業したうちの7時間をサボっていましたが、YouTubeマーケティングについて例を挙げて語れるくらいにはなったのです。

(ちなみに今のは一部であって、僕はここからさらに1時間は、術の穴のYouTube施策について語れます。)

 

なので、Webサイト制作案件などで企業さんと仕事をしているときに、

お客様
お客様
YouTube動画でPRするのってどうなんですかね〜?
 

といった雑談レベルの疑問を投げられても、YouTubeマーケティングについて専門性が高いことをアドバイスできます。

 

結果、

お客様
お客様
もうナナシロさんに仕事お願いしようかな!
 

となるのです。

 

今日の僕のように、”突き詰めて”サボること。

 

これが、消費行動を生産行動に変える鍵なのです。

 

 

専門家になってしまう

さて、最後になりますが、さらに突き詰めていくと専門家と言えるところまでいくことができます。

その例を一つご紹介しましょう。

 

プロフィールを見れば分かるのですが、僕は怪談師という肩書きもあります。

要するに稲川淳二さんのように怖い話を話す噺家なわけですが、別に落語家に弟子入りしていたわけでも、吉本の芸人というわけでもありません。

ただ怖い話が好きなだけの人でした。

 

怪談師を始めた当時も、僕はキング・オブ・サボり野郎として、会社の仕事中でもYouTubeを見ていました。(こら)

当時ハマっていたのは、怖い話とお笑いの動画を見ること。

 

当時はサボることに罪悪感を感じてはいたため、

ナナシロ
ナナシロ
うわー仕事めっちゃあるのにどうしてもYouTubeで怪談を聴いてしまう〜!なんて集中力がないんだ自分!!

と自責していたのですが、そこでふと思ったわけです。

 

ナナシロ
ナナシロ
これだけ怪談聴きまくってネタ集めているんだから、もう自分でコンテンツ作っちゃえば良くない……?そうしたら、ファンから怖い体験談とか教えてもらって、さらにネタ増えるかも……

 

早速僕はYouTubeに動画を投稿し始めました。

 

すると、あれよあれよと人気になり、望んだ通りになりました。

サボりが仕事になってしまったのです。

 

さらに調子に乗った僕は、

ナナシロ
ナナシロ
プロの怪談師と名乗って怪談ライブとか出てもいいんじゃないか……?

と思い始めたのでした。

 

これについて結構な決断だったんじゃないの?と言われること多いのですが、実は僕には自信がありました

 

実は、もう一つのサボりネタであった、お笑い動画を見るという行為。

これをすでに生産活動にまで押し上げていたのです。

 

具体的には、好きなお笑い芸人のネタをコピーして一人で実践していたのです。

とりわけ話術については研究していて、千原ジュニアさんや宮川大輔さんといった、場を沸かすトークがうまい芸人さんのモノマネをたくさんしていたのでした。(今はもうできませんが)

 

結果、ぐんぐん話術が上達し、ツイキャスではお勧め配信者一覧に名前が出てくるほどの怪談配信者となりました。

(ちなみに、ツイキャスマーケティングについてはこちらの記事に書きました。)

 

そういうこともあって、当時の僕は、

  • YouTubeでサボった結果、ホラー系YouTuberになり、
  • YouTubeでサボった結果、怪談師としてライブに出るようになった

のでした。

 

ただの怪談とお笑い好きだった素人が、100以上の持ちネタを武器に芸人ばりの話術で怪談を語る噺家という、専門家になってしまったことで、ついには仕事としてお金がもらえるようになってしまったのです。

 

まとめ

さて。

ここまでサボりを仕事に繋げる方法について、具体的にご紹介してきました。

この記事を読んだあなたは、仕事中にYouTubeを見てしまったり、Twitterを見てしまったり、漫画を読んでしまったりすることを、もう責めなくて良いのです!

 

大切なことは、”突き詰めて”サボること。

突き詰め続けていれば、いつか専門家になり、仕事になるのです。

 

でも、YouTubeの例ばかりで、人と話しちゃうサボりとか、Twitter見ちゃうサボりとかは具体的にどうすればいいか分かりません!
 

という声もあるかもしれません。

 

そういう方は、もう直接僕に相談してください。笑

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