こんにちは。
千葉の南部在住なのに毎週東京で仕事があり、毎週往復5時間、電車移動しているナナシロです。
電車移動中ってめっちゃ暇ですよね。
で、ついついスマホを開いて、だらだらTwitterを見たり、スマホゲームをやったりしがちですよね。
ですが、クリエイターやアーティストは、こういう時間こそインプットやアウトプットに使えます。
というわけで、今回は電車移動中にできるおすすめ作業をご紹介していきます。
ちなみにすべて僕が実際にやっているものです。
インプット系
作業はざっくり「インプット系」「アウトプット系」と分けられるな〜と思っています。
情報を収集して頭の中に入れるのがインプット系なら、頭の中にあるものを文字や絵で形にするのがアウトプット系。
まずは、電車でおこなうのにおすすめのインプット系作業を紹介します。
1.人間観察
個人的に、電車移動中にできる最強のインプット系作業だと思うのが「人間観察」です。
電車内には大勢の人が乗っています。
みんな、たまたま同じ時間、同じ路線の同じ車両に乗っただけで、それぞれ年齢も仕事も生活もまるで違います。
だからこそ観察しがいがあります。
僕はいつも、乗客の
- 見た目
- 振る舞い
- 喋っている内容
を見ています。
断片的な情報から、その人の興味関心や普段の生活などに思いを馳せれば、マーケティング的な思考を鍛えることができます。
アパレルの人であれば服装を、文筆業の人であれば行動や発言を……と、自分の仕事と関連するところを注意深く見れば、仕事に活かすこともできます。
2.読書
電車移動中を有意義に過ごすには、「読書」もおすすめです。
移動時間が短めであれば、自己啓発本などをかいつまんで読む時間に充てると良いです。
一方で、移動時間が長いのであれば、小説などの没頭できるものを読むのがおすすめです。
ちょっとだけ話を脱線します。
このブログにたどりつく人はあまり小説を読まない人が多いと思いますが(偏見)、小説大好きマンの僕としては、
小さい範囲内、かつ、短期的な課題解決しかできない自己啓発本やハウツー本より、生きることや幸せであることといった本質的な思考力を鍛えることができる小説の方が、長い目で見たら人生にとって大きなプラスにn
……はい、うるさいですね。話を戻します。
都内の混んでいるカフェほど忙しくなく、店員などに邪魔されることもなく、自分の時間に没頭できる環境なので、やはり読書はおすすめですね。
ただ、個人的に読書は電車内でなくてもできるとは思いますね。
3.広告の観察
これはわりと特殊かもしれませんが、僕は電車移動中に「広告の観察」をよくやっています。
これもマーケティング的な思考を養うのに適しているんですよね。
広告の何を見ているかというと、
- どんな業界の広告なのか
- なぜ電車に掲示しているのか
- どういう目的があるのか
- どういうデザインなのか
- どんな人に向けているのか
辺りを見ています。
デザイナーであれば、広告のデザインを見るだけでも勉強になると思います。
アウトプット系
電車内でインプットすることもありですが、限られた時間だからこそ効果を発揮するのがアウトプットです。
僕はこれまで、電車移動中に数多のアウトプットをしてきました。
その一例を紹介していきます。
1.執筆
僕が一番良くやっているのがこれですが、電車内でやるアウトプット系の作業として「執筆」は最強です。
普段だと、際限なく時間があるのでだらだらと取り組んでしまいがちです。
が、電車の移動時間という限られた時間内であれば、結構集中して書けるものです。
僕は一時期ブログをすべて電車移動中に書いていました。
もちろん、ブロガーや文筆業の人だけでなく、電車移動の間に物を書くことはすべての人におすすめです。
例えば、
- 企画書の叩き
- 脚本
- 小説
といった作業にも向いていますね。
ちなみにこの記事も、外房線に揺られながら書いています。笑
ただ、電車移動中の執筆作業には一つだけ弱点があります。
混雑しているとパソコンを開けずパフォーマンスが落ちる
ということです。
パソコンユーザーだと、やはりタッチタイピングで執筆したいですもんね……。
この場合は、諦める……のではなく、スマホで下書きをガンガン執筆していくのがおすすめです。
僕は電車だけでなく、徒歩での移動中でもスマホを使って執筆していることがあります。
いや〜、便利な世の中ですね。笑
2.アイデア出し
電車移動中に、インプットと合わせ技でやることが多いのが「アイデア出し」です。
僕はインプットに伴ってメモをとることが多いのですが、そのときにピコーン!とアイデアが浮かぶことがあります。
そういったアイデアをただちにメモするのも、電車移動中にやる作業としておすすめです。
個人的に「アイデア出しは大喜利と似ている」と思うんですよね。
何かしらのテーマを叩いたり、伸ばしたり、ひっくり返したり、いろいろいじることでアイデアに繋がる感覚があります。
電車内はほどよくテーマにしやすい情報(人間とか広告とか)があるため、アイデア出しには向いていると思います。
しかも、スマホさえあればメモをとることができるので、手軽でおすすめです。
3.ラフスケッチ
電車内でやれる作業として、「ラフスケッチ」もあります。
ただしラフスケッチは、デザイナーとかイラストレーターの方向けなのと、執筆する道具がないとやりづらい部分はありますね。
僕はiPadとApple Pencilを持っているため、
- ロゴデザイン
- チラシデザイン
- Webデザイン
- イラスト
- 図解
などのラフスケッチを電車内でおこなったことがあります。
執筆と同様に時間が限られているので集中してザカザカ描けるので捗るんですよ。
そして、これは実際やってみて感じたことですが、
清書には向かない
というのが注意です。
日本の電車がいかに静かで揺れが少ないとはいえ、どうしても揺れは発生します。
そんな電車内でイラストの清書をしようものなら、
キィィィ〜〜〜!!!
線が!!!
ぶれる!!!!!
と、なります。笑
それと、イラストレーターさんであればクロッキーもおすすめですね。
クロッキーとは短時間で人などをスケッチすることです。
デッサン力を上げたいのであれば、電車内でシャシャッと人の動きを捉えて描く練習をすると良いです。
ただこれは、他の乗客に嫌な思いをさせる可能性もあるので、やる場合は気をつけておこないましょう。
まとめ
本日は、電車移動中にできるおすすめ作業について、インプット系とアウトプット系に分けてご紹介してきました。
クリエイターとしてアーティストとして、どんどん前へ進んで行きたい方は、ぜひお試しあれ。