こんにちは〜。ナナシロです。
突然ですが、あなたには夢がありますか?
もしあるのなら、その夢は叶いそうですか?
……「う〜〜ん」という唸りが聞こえてきそうですね。笑
夢の大小こそあれ、ほとんどの人は夢が叶ってないんじゃないかと思います。
ですが、一方で夢をばっちり叶えている人もいます。
では、夢が叶う人と叶わない人の間にはどんな違いがあるのでしょうか?
才能?努力の量?
いえいえ、そんな曖昧なものじゃありません。
実は夢を叶えられる人は、たった一つのあることをやっています。
それは、
夢を具体的にすること
です。
もう少し丁寧に言うと、夢を叶えている人は
- 夢を目標にする
- 目標達成の計画を立てる
- 計画をタスクに落とし込む
- タスクをこなす
の4ステップを必ず実行しています。
というわけで、今回の記事では、
上記4ステップを具体例を挙げながらご紹介します。
ぜひ、あなた自身の夢と照らし合わせて読んでいただければと思います。
※具体例の部分を青文字にしていますので、不要な方は青文字部分を読み飛ばしてください。
目次
1.夢を目標にする
大前提ではありますが、夢って夢のままではただの妄想なんですよね。
夢を持っているのにいつまでも叶わない人は、ただ妄想していい気持ちになっているだけです。
一方で夢を叶えている人は、夢を目標まで落とし込めています。
具体的に言うと、
- ゴールが明確な状態
- 現在地が明確な状態
になっています。
ここからはあなたがイメージしやすいように、
「自分の音楽で有名になって食っていきたい」
という夢を抱いているバンドマンを例にしてお話ししていきます。
ゴールを明確にする
自分の音楽で有名になって食っていきたい
というのは、極めてあやふやですよね。
有名になるってどんなことを言うんでしょう?
食っていけている状態ってどんな状態なんでしょう?
ここは、できるだけ数字で評価できる具体的な言葉に変える必要があります。
例えば、有名になって食っていけている状態を、
「武道館ライブができるくらいの状態」
としておくとどうでしょうか?
さっきよりだいぶ具体的になりましたよね。
ですが、まだ数字で評価できるところまで落とし込めていません。
そうしたら次は、武道館というワードをとっかかりに過去に武道館でライブをおこなったバンドを調査してみましょう。
武道館ライブ時点の、
- ライブの動員数はどれくらい?
- 楽曲ダウンロード数はいくつ?
- MVはYouTubeで何再生?
- 収益はどの程度?
といった数字を、ググったり先輩や仲間に聞いたりして調査しましょう。
僕もちょっと調べてみたのですが、武道館ってキャパが14,471人なんですよね。
15,000人弱は呼べないとライブができないわけです。
そして初の武道館ライブをおこなうくらいのバンドマンとなると、YouTubeでのMVの再生回数は1曲につき1,000万再生くらいにはなります。
となると、
武道館ライブをおこなうくらい
というのは、
1ライブで15,000人が動員し、YouTubeで出したMVが1曲につき1,000万再生するくらい
と言い換えられます。
かなり具体的になったのではないでしょうか?
現在地を明確にする
次は現在地を明確にしましょう。
要するに、自分が今どのレベルのところにいるのかを数字にします。
今回の例では、目標として出したのが
- ライブ1回の動員数
- YouTubeの1曲の再生回数
だったので、同じ指標で出してみましょうか。
では仮に、
ライブ1回の動員数:10人
YouTubeの1曲の再生回数:1,000回
だとしましょう。
単純計算で、あなたは今からライブに来てくれるファンを1500倍に増やさなければなりません。
そして、YouTubeの再生回数も1万倍に増やさなければなりません。
……きっとこの時点で頭がくらくらしてきたかと思います。笑
もしそうなら喜んでください。
あなたの夢が妄想から目標に一歩近付いた証拠です。
2.目標達成の計画を立てる
さて、これでゴールと現在地が分かりましたね。
そしてその差分も分かったかと思います。
次はゴールまでの道のりが分かれば……というところですが、確実な正解ルートがあるわけではありません。
とはいえ、道のりがまったく見えていなかったら進むことすらできません。
そこで次にやるべきことは、仮でいいので道のりを決めることです。
ゴールまでのどうたどり着くか決める
というわけで、どうやってゴールまでたどり着くか決めましょう。
できるだけ具体的で、かつ、実行可能な計画を立てることが大切です。
ライブに来るファンを10人から15,000人にするのに、仮に3年かけるとしましょうか。
月に2回ライブをするとなると、年間で24回、3年で72回のライブをおこなうことになりますよね。
順当に数字を増やしていこうとするならば、1ライブやるごとに209人ずつ新規のファンを増やさないといけません。
ちょっと無理ゲーっぽそうですよねぇ。
それにライブは直接足を運んでもらう必要があるので、そもそも認知されていなければ動員数を増やすこと自体が難しい。
となると、YouTubeでの再生回数を伸ばして、まずはSNS上での知名度を上げていくという方法が取るのがいいかもしれない。
……と、さまざまな視点で計画を立てます。
ちなみに、ゴールまでの道のりは決して一つだけではありません。
複数の道を考えて計画を立てておけば、うまくいかなかったときにも柔軟に方針転換ができます。
マイルストーンを設定する
さて、ゴールまで到達するためのさまざまな道のりを考えてみたものの、
目標が果てしなさすぎて心が折れそうです!(泣)
となっている方がいることでしょう。笑
そんなときは、マイルストーンを設定しましょう。
マイルストーンとは、最終目標までの道のりの途中に設定する中間目標のことです。
いきなり「42.195kmを完走しろ!」と言われると果てしなく感じますが、
「まず10km走れるようになりましょう」
「それができたら、次は20km走れるようにしましょう」
……
と小分けにして考えると、一つずつクリアしていけば完走できそうな気がしますよね。
例えば今回の場合であれば、武道館ライブの前に
キャパ100人のところでライブをおこなう
というマイルストーンを置いてみましょうか。
現在のライブの動員数が10人のあなたが、100人を目指すとなるとグッと可能性を感じますよね。
15,000人より前に、まず100人呼べるようにする。
そのためにどうするかを改めて考えてみましょうか。
従来のライブハウスの企画ライブに出て、何人かのバンドと対バンして……というやり方では動員数にほとんど変動が無いとしたら。
別の手を考える必要がありますよね。
さっき仮説を立てたとおり、まずYouTubeで知名度を上げるとします。
1曲1,000再生のバンドがライブに10人呼べるのなら、単純計算で10倍にすれば100人呼べる可能性も出てきますよね。
であれば、毎回YouTubeで新曲のMVを出すたびに1万再生以上されるようになったら、ライブに100人くらい呼べるかもしれません。
マイルストーンを設定したことで、より具体的な計画が立てられるようになったかと思います。
果てしない目標の場合、まずいったんはマイルストーンのところまでを考えることで、着実に前進していける計画を立てられます。
期限を決める
計画を立てたはいいものの、いまいち実行に移せないor成果が出ない人がいます。
ちょろっと取り掛かってみたものの、うまく進まないと「まぁいいか」となってしまう。
そもそも計画を立てる段階で、「いったい何十年かかるのそれ?」という亀の歩みな計画を立ててしまう。
それは、期限が決まっていないことが原因です。
なので、計画を立てるときは必ず期限も一緒に決めましょう。
学校の宿題のように「〜日までに提出してください」と言われていれば決められるんですけど……
まぁ何年か以内に叶ったらいいな〜って感じなんですよね……
どうしましょう……?
というあなたも、仮でいいので期限を決めてください。
では、YouTubeで1万再生以上されることを目指すとして。
ここで、
じゃあとりあえず音楽作る!
というだけでは、何をどれくらいやったらいつまでに達成するのかが見えません。
さっきも言いましたが、仮でいいので絶対に期限を設定しましょう。
では、今から半年と期限を決めたとしましょう。
もし半年後にYouTubeで1万再生を目指すとしたら、どんな手があるでしょうか?
少なくとも新しい曲(MVの有無に関わらず)をYouTubeにアップする必要がありますよね。
ですが、他のバンドマンたちを見ている限り、ただ動画を公開してTwitterで「公開しました〜」と宣伝しただけでは難しい。
なら、そもそも先にTwitterのフォロワーを増やす?
それとも、バズりそうな個性的なMVを出す?
あるいは、YouTubeの動画広告としてMVを出す?
……と、期限を決めた瞬間に具体的なスケジュールも見えてきましたよね?
計画と期限はセットで考えるのが吉ですね。
僕が見てきた限り、夢を叶えられない人は期限を決めるのが下手な人が多いです。
とにかく仮でもいいので、「〜までに達成するぞ!」と決めてしまいましょう。
3.計画をタスクに落とし込む
タスクリストを作る
仮で期限を決めて、どういう計画で進めるか決まったら、達成するまでにやるべきタスク(作業)を全部書き出しましょう。
例えば、
半年後までに1万再生以上いくMVをYouTubeで出す
と決めたのであれば、
- 予算決定
- リリース日決定
- デモ作成
- 歌詞入れ
- バンド練習
- 収録日決定
- 収録
- MV企画立案
- MV監督と撮影スタッフ、モデルの決定
- 絵コンテ作成
- 台本作成
- 撮影日決定
- 撮影
- 動画編集
- 確認&修正
- 動画公開
- 告知文作成
- SNS戦略立案
- 宣伝
- 効果測定
など、リストアップしましょう。
(すみません、パッと思い浮かんだタスクだけ書いただけなので足りていないものもあると思います)
一人で書き出すと曖昧なところが出てくる可能性があるので、くわしい人に協力してもらうといいと思います。
とにかくあやふやなところが無いように、徹底的に具体的に洗い出すことが大事です。
タスクリストの出来は、
最初から最後まで何をすればいいか明確になっているか
を、チェックポイントにすると評価しやすいと思います。
4.タスクをこなす
ここまで来たらあとはタスクを実行するだけです。
タスクリストを順番に実行していけば、確実に目標へ近づけます。
うまく進まないときは?
どうも進みが悪い……
悩んでいて手が止まっちゃう……
となった場合は、いったん立ち止まってタスクを見直しましょう。
タスクをうまくこなせないときは、モチベーションとか集中力の問題ではなく、
ほぼ確実に「タスクが具体的になっていない」のが問題
です。
撮影のタスクと言っても、撮影の中にもさらに細分化したタスクがあります。
- 何時に集合するのか
- ロケ地までは誰が車を回すのか
- モデルさんへの報酬はいくら払うのか
- 予備の撮影日は設けるのか
……などなど。
ここでパッと考えただけでも、さっきのタスクリストだけではまだ洗い出しが甘いのが分かりますよね。
とにかく徹底して細かくタスクを挙げ出してください。
細かくタスクが出せていれば、手が止まることはほぼ無いはずです。
定期的に計画の見直しを
あとはタスクをこなすだけ、とは言っても、定期的に見直しは必要です。
そもそも期限も仮ですし、戦略もあくまで仮説に基づくものです。
計画が決まったからといって、一切顧みずに計画を実行しているだけは道を外していても気付かないまま進んでいってしまいます。
なので、1ヶ月とか半年とかで区切って計画を見直すようにしましょう。
ちなみに僕は毎月計画を立てて、毎月の月末に見直しと軌道修正をおこなっています。
見直しのときには、
- 目標に対する期限が適切か
- 目標に対する戦略が適切か
- スケジュールの進捗は順調か
といったポイントをチェックしましょう。
夢は叶います
なんかスピリチュアルっぽい見出しですが(笑)、
この記事をここまで読んだあなたなら、「夢は叶う」という言葉がスピリチュアルではないことを分かってくれていると思います。
夢を叶えている人は、今回紹介した
- 夢を目標にする
- 目標達成の計画を立てる
- 計画をタスクに落とし込む
- タスクをこなす
の4ステップを確実にやっています。
このとおりやっているのに、全然前に進みません!
という人がいたら、僕まで問い合わせてください。
そのときは無料で相談乗ります。