こんにちは〜。ナナシロです。
僕は現在、自分自身がYouTuberとして活躍しているだけでなく、アーティストやクリエイターが食っていけるようになるための指導もおこなっています。
また、以前は数年の間アーティストの交流会を都内で主催していて、何百人ものアーティスト活動をしている方を見てきました。
そして、彼らを数年に渡って追っていました。
すると、売れるようになった人と、いつまでも売れないままの人に分かれたんですよね。
そこで、今回は
いつまでも売れないアーティストの10の要素
を紹介していこうと思います。
ぜひとも反面教師にしていただきたいです。笑
ちなみに、イメージしやすいように「売れるようになった人」を、
- アーティスト活動で生活費を賄えるようになった人
- 傍目から見ても分かるくらい知名度が上がった人
- 客観的に分かる形で評価された人(受賞etc)
と、定義しますね。
あ、あと一つ言っておきますが、めっちゃ辛口です。激辛。
現時点で、
はぁ?お前何様だよ!!
私だって頑張っているのに、なんですかその言い方は……!つらい……!悲しい……!!
そもそもこういう調子乗ったアドバイス書いちゃう時点で痛い人だよね……w
などと思っているオナニー反論を語りたい人とかメンタルが豆腐の方は見ない方が良いと思います。
目次
(1)作品を作っていない
超前提のはずなのにできていない人めちゃくちゃ多いのがこれ。
作品数がそもそも少ない。
作品数が少ないと実売が伸びないのは当たり前です。
なのに作品数が少ないって、妄想ばかりしていて作った気になっているんですかね。
ちなみに、作品数が少ないとアーティスト性をブランディングすることもできません。
なので、作品数が少ないというのは希少性&ハイクオリティーで勝負する場合以外ではデメリットしか無いです。
(2)宣伝していない
これも超前提なんですが、まったく宣伝していない人も多いと思います。
まったくとまで言わなくても、Twitterで「〜日にライブやります!」しか言っていない人。
売れる気が無いのかな?と思います。
売れる気が無いのなら、そもそもTwitterでそのツイートすることは無駄な行為だと思いますね。
どこか大手の事務所に所属していて、プロモーションもバックアップしてもらっているなら分かります。
が、個人で活動している人で宣伝をしないのは怠慢もいいところです。
(3)内輪だけで盛り上がる
同じジャンルのアーティストや表現者だけで、互いの作品を鑑賞しあったり、交流したりすることですね。
没頭性の高いジャンルほど、内輪ノリになりがちです。
僕がこれまで見てきた中で顕著だったのが、舞台役者とミュージシャン。
趣味だったらいいんですよ。
同業者同士でチケット売ったり買ったり、褒めたり激励したりしあっても。
ですが、表現活動自体で収入に繋げたり、より自分の理想の表現に近づけたいという目標があるのならやってはいけないことですね。
作品を見るのはお客さんです。
先輩や仲間ではありません。
それを忘れている人は絶対に売れません。
(4)売れる工夫をしない
当然ですが、売れるために仕掛けない人は売れるわけがありません。
活動をしていればいつか誰かが見つけてくれる?
何を寝ぼけているのでしょうか。
もしあなたが光り輝く原石なら、とっくにその光に気付いた人から声をかけられているはずです。
渋谷で立っているだけで大手芸能事務所からスカウトされるとか、
一声発しただけでプロデューサーから声がかけるとか、
それくらいまばゆく光っている原石でないとダメです。
ちなみに僕も凡才です。
凡才だから、死ぬほど売るために頭を使いました。
凡才は工夫をするしかないのです。
(5)変にプライドが高い
他人のアドバイスを下手に聞く必要はないと思いますが、売れていない現状に目を向けず、
自分は自分のやり方でしかやりたくない!
と我流を貫く人は、プライドが高いというか、もはや駄々をこねる子供です。
ちなみに「プライドが高い」って現代では悪い意味で使われがちですが、もともとのプライドの意味は「自分のやることに誇りを持っている」という意味です。
アーティストは自己表現を飯の種にする人間なのですから、自分の表現にプライドを持っている必要はあります。
が、それはうまくいっているならの話です。
売れることが目標で売れていないのですから、うまくいってはいません。
うまくいっていないのに変えようとしない。
当然うまくいかないから、
自分だって正当に評価されれば売れるはずなんだ。
自分の所為じゃない、環境が悪いんだ。
みんながおかしいんだ。
という、マジで言ってんの?みたいな愚痴をこぼします。
そして、やっぱり変えようとしない。
現状に目を向けずに自分を過大評価する、そんな変なプライドは捨てましょう。
(6)社会不適合という言い訳をする
私は作品を作ることしかできません
と、言う人ときどきいますが、ぶっちゃけ「言い訳」ですよね。
自分は不器用だからできない
自分は社会不適合だからできない
……それですよ、売れない理由。
もういっそ、社会不適合である自分に酔っている人すらいますよね。
売れてない人の課題解決って結構シンプルで、
- 売るための工夫を自分でやる
- 自分でできないから誰かにお願いする
のどちらかなんですよ。
どうしても不器用で後者にせざるをえないなら、
そんなあなたを助けてくれる仲間を見つけるか、お金を払ってお願いするかしかないです。
ちなみにもし光る原石なら、自然とあなたを売り出すために協力してくれる仲間が集まります。
もしあなたが、そういう仲間は集まらない、だけど自分で工夫はしない、
は〜、100万円降ってこないかな
みたいなことを言う人だとしたら、
それはもうアーティストではなくニートです。
(7)改善しない
ライブで歌って気持ちよくなって、
ほっとんど人が入っていないフロアに向けて
最高のライブだぜ!ありがと〜!!
とか言って。
反省会をしても、
もっといい音楽作っていこうぜ
だけ。
あとは酒飲んでおしまい。
めちゃくちゃ多いです、こういう人。
売れるためには、自分の課題を的確に抽出する必要があります。
芸人の南海キャンディーズの山里亮太さんは、若手時代から毎日反省ノートを書いていて、今も書き続けているそうです。
完璧なんてものはありません。
売れたいのに売れていないということは、100%課題があります。
それを見つけて、確実に改善していく。
そうやって売れる可能性を広げていくのです。
(8)消費者気質
YouTuberが好きでYouTube始めたり、
アイドルが好きでアイドルになったり、
そういうのってありますよね。
あの、指原莉乃さんももともとはモーニング娘。さんのガチヲタですし。
ただ、そういう人が気をつけなければならないのは、
消費者にならないこと
です。
芸能系の人に多いんですけど、
「芸能人が好きだからなりたい」
というのが、芸能界に近づきたいからだとしたらアウトです。
普通に金払って、消費者としてファンイベントへ行きなさい、という話です。
指原さんがあそこまで売れたのは、ただ芸能人に憧れるだけでなく、自分が芸能界でどうやって生き残り活躍すればいいか、あらゆる手を考えて努力してきたからです。
きっとAKB48全盛期の時代には、アイドル活動に自分の人生の100%を投じていたと思います。
(9)自分に甘い
売れてない人は、現状から目を背けている人が多いです。
楽しいからいいや(売れてないけど)
少しお金になったから頑張ったよね(赤字だけど)
もう圧倒的に自分に甘いんですよ。
というか、好きで好きでたまらないからアーティスト活動をやっているんじゃないんですか?
なんで、売れたいのに売ろうとしないんですか?
まだ技術が足りない?
機材が整っていない?
じゃあいつ売れるんですか?
今、Twitterのフォロワーが1,000人なら、いつ10,000人にするんですか?
今、動員数が50人なら、いつ100人にするんですか?
今、利益が一イベントで1万円なら、それをいつ3万円にするんですか?
(10)欲がない
致命的なんですが、実はこれっていう人いると思います。
今の日本は、猫も杓子もなんらかのアーティスト活動をしていると言っても過言ではありません。
ですが、それだけ表現したい欲求がある人がなっているかというと、そうではありません。
社会や人間関係の逃避からアーティスト活動をしている人、めっちゃ多いです。
そういう人は、愛する人や気の合う仲間と出会うと途端に欲がなくなって、現状維持をし始めます。
そう、はなから売れる気なんて無いんですよ。
だから、いつまでも消費者気質で、社会不適合な自分に酔い、改善も工夫もせず、自分を甘やかし続けるのです。
ムカつくなら売れればいい
お前、これだけめちゃくちゃ言って何様なの?
と思った人は少なからずいると思います。
もはや、記事を全部読まずに脊髄反射でSNSに「クソ記事」とシェアしている人もいるかもしれません。笑
でも、僕が出会ってきた何百人のアーティストたちのデータを紹介したにすぎません、これ。
僕が集めたデータを分かりやすく(辛口で)書いただけです。
なので、この記事を読んでイラっとするのなら、売れればいいんです。
売れるために手を尽くしている人は、この10項目どれにも当てはまらないはずです。
そして売れている人は、この記事を読んでも特に何も思わないと思います。
ただ、どれだけ売れるために手を尽くしても、自分の理想の売れ方をするのは大変です。
運が左右する場合もあります。
だからこそ、人事を尽くして天命を待ちましょう。